2020年10月31日土曜日

イベントを控えてチャートポイントを確認しておく~11月2日の週

 ドル円の週足チャートは


下ひげの長い十字線のような小さな陰線です。
安値104.02でした!
際どく防衛に成功した買い方の勝利宣言のように見えます。
今週は大きなイベントがありますので割り込むときは
かなりの勢いが出ると思いますので103.85あたりに
逆指値Sしておくのも面白いでしょう。
103~102円台がスカスカなのでかなりの幅で値が飛びそうです。

ユロドルの週足は


先高予想をしていましたがフェイクでした。
3週間分の上昇を帳消しにする大きな陰線で包もうとしています。
厚切りカツサンドのような形状です。
今週の動きが重要で1.16を割り込むようだと本格調整に入りそうです。
中途半端な陽線で切り返すとレンジになる可能性もあると思います。
イベントでドル買いとなったとして1.15-1.14台には
CPが複数ありますのでどこかでは止まりそう。
下限は200週線1.1406と見ます。

ユロ円週足は


レンジ化を予想していましたが結果は下方ブレイクでした。
素直に戻り売りでよかったようです。
CPである13週、26週、50週線を次々と突破していますので
強いダウントレンドと判定できます。
おまけに週足サポレジの122.35をも一発でぶち抜いてしまい
ましたので戻り売り優勢が続きそうです。

ポンドル週足も


先高予想でしたが新コロの影響でユーロに連れ安し、
さらに英国もロックダウンに踏み切りましたので
今週の動き次第で方向が変わるかもしれません。

オジドル週足は


ようやく9月安値をチョイ抜け。
しかし大台70セントは割らせないぞという"圧"を感じなくもないです。
26週線上でもあり反発も想定されるところですが
先行指標であるオジ円が完全に崩れていますし、
イベントもありますので戻り売り優勢としておきます。
次は50週線の0.6932。
でもこの通貨ペアのチョイ抜けは反転の合図であることが多いので
注意したいと思います。

ドルスイス週足は


力強い陽線で切り上げて0.91台後半まで戻っています。
ひとまず潰滅的ドル安を回避した形です。
今回の安値圏は既に13週間を費やしており相当なしつこさですが
今週の大イベントで決着となるかどうか見ていきたいところです。

現代のFX相場の主役はやはり米ドルとユーロです。
このいずれもが先安不安があるとなると相場が乱れ、
トレンドが出にくくなりますので
トレーダーとしてはあまり見たくない展開になります。
それを占う意味でこのドルスイス(とユロドル)の動きは
毎日見ておく必要があると思います。

ドルカナダ週足は


200、144、13週線を順次ブレイク。
力強い陽線示現で先高期待ですが、垂れ込める50週線を
抜けられるかどうかの勝負です。
抜けられなければ安値圏でレンジもあります。

レンジの王様、オジNZは


3連続陰線で1.06前半です。
今回も売りそびれてしまった感があります。
すでに大きなレンジのミドルバンドに入っていますので
手が出しづらい場所に来ていると思います。
1.05前半から戻り売りかなとは思いますが、
なにしろレンジの王様ですのどうなるかは読みにくいです。

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