2020年10月10日土曜日

連騰続くか、ユロドルなど ~10月12日の週~

ドル円の週足チャート

は13週線にタッチしたものの上ひげ。
106円が壁になっているようですので喰らいついていけるかどうかです。

ユロドルは連騰

しかも先々週より陽線が成長していて加速感のある上昇です。
次は1.1900にラインがあります。
今週の上昇分110pipsを単純にプラスすると1.1940となりますので
1.19台の攻防も見られそうです。

ユロ円も連騰

加速感はユロドル以上のものがあります。
200週線が125.17にありますが、先週144週線を難なく超えてきているので
キャップにならないかもしれません。
200週線自体がやや上向きでもありますし。

余談ですが・・・

ドル円が下げ渋っているのでユロドルとドル円が同調している
(ように見える)場面が多くなり、それらの合成である
ユロ円が大幅に動くということが繰り返されていますが、
それがなぜかということよりも、先行指標的な役割も果たす
ようになっているのは面白い現象です。
これはオジドル+オジ円でも見られます。
クロス円が熱い展開ともいえそうです。
ちなみにポンドルとポン円には当てはまらないようです。

オジドル

はちょうど200週線0.7243に到達したところで越週しています。
週足連騰で強い動きに見えますが、先々週の方が陽線が大きく、
減速しながら200週線にタッチしたとも言えますので
このへんはユロドルと違います。
でもオージーの上昇のしつこさはユーロ以上のものがあるので
いきなりショートを叩くのは控えたいところです。
2014年以降オジドルが200週線に絡むのは2017年夏、
2018年1月以来の3度目ですが前回は6週間、前々回は9週間ほど
決着までかかっていますので今回はどうなるでしょうか。

オジ円も連騰ですが


まだ144週線すら攻略できずにいます。
つまり長期的には売り優勢が続いているのです。
いかにオジドルが急騰を繰り返しているかわかると思います。
しかも三尊天井の芽が出てきているところが不気味でもあります。

ポンドルは


3週続いたレンジを上抜けしてテクニカル的にはロングが狙える
ところでしょうが、ポンドですのでいつ通商交渉のニュースが
出てくるかわからないところがスリリングです。

ドルカナダは


連続陰線で200週線を割り込んできました。
今週はカナダ関係の通貨ペアが大暴れした印象でした。
1.3000のキリ番で止まるかどうか注目です。

ドルスイスは

9月20日の週の棒上げを連続陰線で2週間かけてチャラにして
しまいました。ドルインデックスの波形と近似しています。
0.90台前半に接近するならかなりのドル売りと見ていいでしょう。

レンジの王様、オジNZは


連騰して1.08のミドルです。NZが弱まっているように
見えますので上昇が見込めます。
1.09に接近するようなら1.095あたりから売り上がる指値を
入れても面白いかもしれません。

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