2020年10月31日土曜日

前回2016年の大統領選開票日の値動き

 2020年米大統領選挙の投開票が来週に迫ってきました。
トレードチャンスを待っている人も多いのではないでしょうか。
そこで前回2016年の大統領選開票日の値動き
時間足を使って見直してみたいと思います。

まずドル円ですが


朝方105.46からからトランプ有利でどんどん下げていき
午後1時台に安値101.21を付けています。
実に4円以上の下げでした。
その後、一転してドル買いとなり朝方の高値を抜き返しています。

このチャートを見てどこなら参入できそうでしょうか。
これはトレーダーの個性が出るところですので
いろんなポイントが挙がると思います。
特に長いひげとなっている部分は上下動したことを
意味していていますのでどうしてここでヒゲになるのか
考えてみるのもおもしろいでしょう。
また、このヒゲに巻き込まれたらどうすればよいのかも
しっかり想定しておきたいところです。

このクラスの大相場になりますと、損切りドテンが十分に
間に合いますので、特に逆張りを仕掛けた後は
躊躇なく執行したいものです。

次はユロドルですが


ドル円と逆方向の動きで逆V字型です。
ユロドルの午前中の上昇幅は最大でも約230pipsでした。
午後からは下りとなりそれほど難しくない動きではないでしょうか。

ちなみにこの時間足チャートはTITAN FXのMT5を使用しています。
MT4では過去データを引っ張り出すのが一苦労ですが、
MT5はその点優れています。

さらにポンドルは


ほぼ200pips幅の逆V字です。
値幅は意外と少ないですがこのチャートの特徴は長いヒゲの出現です。
なので行き過ぎると叩かれてヒゲになることが分かります。

オジドル


でスキャルをする人は珍しいと思いますが、
個人的興味で調べてみました。
こちらも最大で200pipsぐらいの動きですが
驚いたことにユロドル、ポンドルに逆行しています。
ドルが売られるよりオージーが売られる理由が
あったということでしょうが、ここでは深掘りしません。
こういうケースもあるんだと覚えておくことの方が重要ですので。

ここまでドルストを見てきましたが、
ドル円の値動きが最大だったのが面白いところです。
ですので、各通貨のスペシャリストは別ですが、
当日はドル円とユロドルをマークしておけばいいと思われます。

ちなみにですがクロス円も調べてみました。

まずユロ円です



さすがにドル円と、ユロドルが逆行していますので伸び切れていません。
それに上下にヒゲが出ている時間帯があり
おそらく難しい動きだったろうと思います。

おしまいにポン円


ですが、こちらはなかなかきれいなチャートではないでしょうか。
ドル円の動きを見ながら叩いていくと勝ちやすそうだと思います。
昨今はスプレッドも縮小して・・・
おっと当日のようなイベントではスプレッドは急拡大するでしょうから
ポン円も良し悪しだと思います。
仮にスプレッドが平常に近ければスキャルをしてもいいと思います。

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