2020年10月31日土曜日

イベントを控えてチャートポイントを確認しておく~11月2日の週

 ドル円の週足チャートは


下ひげの長い十字線のような小さな陰線です。
安値104.02でした!
際どく防衛に成功した買い方の勝利宣言のように見えます。
今週は大きなイベントがありますので割り込むときは
かなりの勢いが出ると思いますので103.85あたりに
逆指値Sしておくのも面白いでしょう。
103~102円台がスカスカなのでかなりの幅で値が飛びそうです。

ユロドルの週足は


先高予想をしていましたがフェイクでした。
3週間分の上昇を帳消しにする大きな陰線で包もうとしています。
厚切りカツサンドのような形状です。
今週の動きが重要で1.16を割り込むようだと本格調整に入りそうです。
中途半端な陽線で切り返すとレンジになる可能性もあると思います。
イベントでドル買いとなったとして1.15-1.14台には
CPが複数ありますのでどこかでは止まりそう。
下限は200週線1.1406と見ます。

ユロ円週足は


レンジ化を予想していましたが結果は下方ブレイクでした。
素直に戻り売りでよかったようです。
CPである13週、26週、50週線を次々と突破していますので
強いダウントレンドと判定できます。
おまけに週足サポレジの122.35をも一発でぶち抜いてしまい
ましたので戻り売り優勢が続きそうです。

ポンドル週足も


先高予想でしたが新コロの影響でユーロに連れ安し、
さらに英国もロックダウンに踏み切りましたので
今週の動き次第で方向が変わるかもしれません。

オジドル週足は


ようやく9月安値をチョイ抜け。
しかし大台70セントは割らせないぞという"圧"を感じなくもないです。
26週線上でもあり反発も想定されるところですが
先行指標であるオジ円が完全に崩れていますし、
イベントもありますので戻り売り優勢としておきます。
次は50週線の0.6932。
でもこの通貨ペアのチョイ抜けは反転の合図であることが多いので
注意したいと思います。

ドルスイス週足は


力強い陽線で切り上げて0.91台後半まで戻っています。
ひとまず潰滅的ドル安を回避した形です。
今回の安値圏は既に13週間を費やしており相当なしつこさですが
今週の大イベントで決着となるかどうか見ていきたいところです。

現代のFX相場の主役はやはり米ドルとユーロです。
このいずれもが先安不安があるとなると相場が乱れ、
トレンドが出にくくなりますので
トレーダーとしてはあまり見たくない展開になります。
それを占う意味でこのドルスイス(とユロドル)の動きは
毎日見ておく必要があると思います。

ドルカナダ週足は


200、144、13週線を順次ブレイク。
力強い陽線示現で先高期待ですが、垂れ込める50週線を
抜けられるかどうかの勝負です。
抜けられなければ安値圏でレンジもあります。

レンジの王様、オジNZは


3連続陰線で1.06前半です。
今回も売りそびれてしまった感があります。
すでに大きなレンジのミドルバンドに入っていますので
手が出しづらい場所に来ていると思います。
1.05前半から戻り売りかなとは思いますが、
なにしろレンジの王様ですのどうなるかは読みにくいです。

前回2016年の大統領選開票日の値動き

 2020年米大統領選挙の投開票が来週に迫ってきました。
トレードチャンスを待っている人も多いのではないでしょうか。
そこで前回2016年の大統領選開票日の値動き
時間足を使って見直してみたいと思います。

まずドル円ですが


朝方105.46からからトランプ有利でどんどん下げていき
午後1時台に安値101.21を付けています。
実に4円以上の下げでした。
その後、一転してドル買いとなり朝方の高値を抜き返しています。

このチャートを見てどこなら参入できそうでしょうか。
これはトレーダーの個性が出るところですので
いろんなポイントが挙がると思います。
特に長いひげとなっている部分は上下動したことを
意味していていますのでどうしてここでヒゲになるのか
考えてみるのもおもしろいでしょう。
また、このヒゲに巻き込まれたらどうすればよいのかも
しっかり想定しておきたいところです。

このクラスの大相場になりますと、損切りドテンが十分に
間に合いますので、特に逆張りを仕掛けた後は
躊躇なく執行したいものです。

次はユロドルですが


ドル円と逆方向の動きで逆V字型です。
ユロドルの午前中の上昇幅は最大でも約230pipsでした。
午後からは下りとなりそれほど難しくない動きではないでしょうか。

ちなみにこの時間足チャートはTITAN FXのMT5を使用しています。
MT4では過去データを引っ張り出すのが一苦労ですが、
MT5はその点優れています。

さらにポンドルは


ほぼ200pips幅の逆V字です。
値幅は意外と少ないですがこのチャートの特徴は長いヒゲの出現です。
なので行き過ぎると叩かれてヒゲになることが分かります。

オジドル


でスキャルをする人は珍しいと思いますが、
個人的興味で調べてみました。
こちらも最大で200pipsぐらいの動きですが
驚いたことにユロドル、ポンドルに逆行しています。
ドルが売られるよりオージーが売られる理由が
あったということでしょうが、ここでは深掘りしません。
こういうケースもあるんだと覚えておくことの方が重要ですので。

ここまでドルストを見てきましたが、
ドル円の値動きが最大だったのが面白いところです。
ですので、各通貨のスペシャリストは別ですが、
当日はドル円とユロドルをマークしておけばいいと思われます。

ちなみにですがクロス円も調べてみました。

まずユロ円です



さすがにドル円と、ユロドルが逆行していますので伸び切れていません。
それに上下にヒゲが出ている時間帯があり
おそらく難しい動きだったろうと思います。

おしまいにポン円


ですが、こちらはなかなかきれいなチャートではないでしょうか。
ドル円の動きを見ながら叩いていくと勝ちやすそうだと思います。
昨今はスプレッドも縮小して・・・
おっと当日のようなイベントではスプレッドは急拡大するでしょうから
ポン円も良し悪しだと思います。
仮にスプレッドが平常に近ければスキャルをしてもいいと思います。

2020年10月24日土曜日

ドル円103円台に向かうか?ドルスイス0.9割れにも注目~10月26日の週

 ドル円の週足チャートは



連続陰線で先安懸念です。
104円から下に下げさせない強いサポートがあるようですが
今週安値更新が達成できないとチャートが乱れることになりそうです。
逆三尊の芽もあります。
6月以降は一定のパターンで約3円ほど下げてきましたが、
ダウントレンドが続くとしたら103円台を見に行く
最後のタイミングかもしれません。

ユロドルの週足は


好形の大陽線となって先高を匂わせる形状です。
今年のユーロ高の高値目標は1.24とか1.27とか諸説ありますが
そこにいたるまでには日柄が足りないですし、
上昇に対するしっかりした押しがあるはずですので、
現在の形からは(上ひげで1.19を掠めることぐらいはあるかも
しれませんが)反落か、レンジか、ダイアモンドフォーメー
ションぐらいしか予想できない気がします。

ユロ円週足は


レンジ化しつつあります。
下は26週線122.84、上は200週線125.20に囲まれたエリア
での上下動が予想されます。
なお26週線も、200週線も緩やかに上昇しており
斜めレンジに進んでいくかもしれません。

ポンドル週足は


レンジ上抜け→レンジに食い込む押し→押し目買いから反転上昇
して高値更新という典型的なプロセスをこなして先高期待でしょう。
まずは1.3200をすんなり超えられるか注目です。

ドルスイス週足は


大きな陰線で加速しながら0.9000に向かっておりいやな形です。
ドルスイスは3月の大相場でできた安値をもすでに下回っており
年初来安値を試しているところです。
今週の動きに注目です。

NZドル週足チャートは



陽線で包み足ですので先高が期待される形状です。
一時は0.65割れも懸念されましたが完全に払しょくされた感があります。
すぐにではないでしょうが200週線へのチャレンジが見られそうです。

ドルカナダ週足は


毎週少しずつ安値を更新するのがいやな感じで戻り売り優勢ですが、
結局は1.30を割り込まないものと思います。なぜなら大きなサプラ
イズからのリスクオフではドルが買われ上昇するからです。

レンジの王様、オジNZは


連続陰線で1.06台後半へと降りてきました。
200週線を下抜けましたのでレンジのコアを突き抜けた感じがします。
このまま一直線に行くとは思いませんがニュージーが想像以上に
強いのかもしれません。

2020年10月17日土曜日

トレンド発生するか~10月19日の週

 ドル円の週足チャートは

40銭ほどの実体をもつ陰線で13週線で叩かれて下がった
という何の変哲もないローソク足です。高値安値を切り下げて
おり順当に行けば105円割れを狙う展開か、下げ渋れば
レンジを作る可能性もなくはないという感じです。

ユロドル週足は


上向きの13週線に支えられていて少なくともダウントレンド
には見えません。かといって連騰が期待された線組みから
いきなり高値安値を切り下げたのは印象が悪く、
大きな陽線も考えづらいところです。
上は1.20、下は1.16を超えればトレンド発生というと
あまりにも大ざっぱですので、主観的な予想をしておき
ますと今週もドル買いに振れると思いますので
1.16台の攻防が見られるかなと思います。

ユロ円週足は


13週線を再び下回って弱い形になりつつあります。
サポートになり得る26週線、50週線が射程圏に入っている
のも気になるところで50週線まで約1.5円。

ポンドル週足は


各MAが接近、配置も乱れていますが、各MAが
上向きで一見するとロングを持ちたい感じです。
ただボラがありますので急速な下げで26週線1.2822
あたりをタッチしに行くことも十分考えられますので、
深い押しを想定しておきたいところでしょう。

ポン円週足は


さらに複雑で13、26、50週線をまたいだ大きな陰線
でした。今週の「こじらせ系通貨ペア」です。
近いところでサポートが見当たらないので走るとすれば
下方向でしょう。本家のポンドルが上昇となっても
ドル円が渋ると相当難しい動きになりそうです。

オジドル週足は


200週線の攻防が決着に向かっている感じです。
0.7000が割れてもその下の50週線0.6919のサポート
が強そうです。

オジ円週足は



重要局面にさしかかっています。
直近は26週線にサポートされていますが、
50週線74.15、10月安値73.97が近いところにあります
ので、本家であるオジドルの弱さを考えると下方向に
走ることも考えられます。

レンジの王様オジNZは



過去2週間の陽線を包み込むような大きな陰線となり
下げるチャートパターンです。ただしすぐ下に200週線
が待っていますので突っ込み売りは注意でしょう。


2020年10月10日土曜日

連騰続くか、ユロドルなど ~10月12日の週~

ドル円の週足チャート

は13週線にタッチしたものの上ひげ。
106円が壁になっているようですので喰らいついていけるかどうかです。

ユロドルは連騰

しかも先々週より陽線が成長していて加速感のある上昇です。
次は1.1900にラインがあります。
今週の上昇分110pipsを単純にプラスすると1.1940となりますので
1.19台の攻防も見られそうです。

ユロ円も連騰

加速感はユロドル以上のものがあります。
200週線が125.17にありますが、先週144週線を難なく超えてきているので
キャップにならないかもしれません。
200週線自体がやや上向きでもありますし。

余談ですが・・・

ドル円が下げ渋っているのでユロドルとドル円が同調している
(ように見える)場面が多くなり、それらの合成である
ユロ円が大幅に動くということが繰り返されていますが、
それがなぜかということよりも、先行指標的な役割も果たす
ようになっているのは面白い現象です。
これはオジドル+オジ円でも見られます。
クロス円が熱い展開ともいえそうです。
ちなみにポンドルとポン円には当てはまらないようです。

オジドル

はちょうど200週線0.7243に到達したところで越週しています。
週足連騰で強い動きに見えますが、先々週の方が陽線が大きく、
減速しながら200週線にタッチしたとも言えますので
このへんはユロドルと違います。
でもオージーの上昇のしつこさはユーロ以上のものがあるので
いきなりショートを叩くのは控えたいところです。
2014年以降オジドルが200週線に絡むのは2017年夏、
2018年1月以来の3度目ですが前回は6週間、前々回は9週間ほど
決着までかかっていますので今回はどうなるでしょうか。

オジ円も連騰ですが


まだ144週線すら攻略できずにいます。
つまり長期的には売り優勢が続いているのです。
いかにオジドルが急騰を繰り返しているかわかると思います。
しかも三尊天井の芽が出てきているところが不気味でもあります。

ポンドルは


3週続いたレンジを上抜けしてテクニカル的にはロングが狙える
ところでしょうが、ポンドですのでいつ通商交渉のニュースが
出てくるかわからないところがスリリングです。

ドルカナダは


連続陰線で200週線を割り込んできました。
今週はカナダ関係の通貨ペアが大暴れした印象でした。
1.3000のキリ番で止まるかどうか注目です。

ドルスイスは

9月20日の週の棒上げを連続陰線で2週間かけてチャラにして
しまいました。ドルインデックスの波形と近似しています。
0.90台前半に接近するならかなりのドル売りと見ていいでしょう。

レンジの王様、オジNZは


連騰して1.08のミドルです。NZが弱まっているように
見えますので上昇が見込めます。
1.09に接近するようなら1.095あたりから売り上がる指値を
入れても面白いかもしれません。

2020年10月4日日曜日

MTFデイトレ手法解説 8 ピンバースキャル

 ピンバーはローソク足の一種ですが売買のタイミングとして
有効だと思いますのでlethal がサインを出したところに限って
調べてみました。

lethal はMTF分析から押し目、戻りのタイミングを検出してくれます。

MTF+ボリバン2σ+ピンバー出現


という3つのサインが重合していると言えると思います。
エントリー根拠はチャートポイントの重合が有効といいますが、
せいぜい3つぐらいあればエントリーしてみてよいのではと思います。

まずピンバーとは何か見てみましょう。
よくピノキオの鼻を上から眺めた図が出てきます。



長いひげと短い実体で構成されたローソク足で陰線も陽線もあります。
ひげの長さと実体の長さは2:1以上が望ましいと思います。
ピンバーが出現するには一方方向に伸びた後に、急速に押し戻りと
なった状態を示していますので方向転換を暗示する場合もあります。
かといってピンバーのひげの反対方向にいつでもエントリーして
いいわけではありません。

ピンバーが出現する位置が重要


極端な例では天井に出る下向きのピンバー=首つり線のような
ケースもあります。
では具体的なエントリー手順について説明します。

A サイン即エントリーする手順

 
1  lethalがサインを出す
2-1 その一手前がピンバー
3  サインの方向にエントリー
4  15分以内に退出

B サインの一手後にエントリーする手順


1  lethalがサインを出す
2-2 観察する
2-3 ピンバーの出現
3  サインの方向にエントリー
4  15分以内に退出

それぞれ典型例を見てみましょう。


これはAです。上ひげの長さに着目します。

こちらはBとなります。
出現頻度としてはBの方が多くなります。

続いて検証結果です


エントリー後15分経過の時点で判定していますので
裁量を入れれば勝ち数は伸びます。

311例中 勝ち数 210 負け数 101 勝率 67.5%

悪くない結果ですがたとえ0.1pipsでも勝ちとしてカウントしております。
スプレッドを考慮し 2 pips以内のプラスは負けとしてカウントすると
どうなるでしょうか。

311例中 勝ち数 165 負け数 146 勝率 53.1%

大したことのない数字なってしまいました。

しかしこのケースでもショートエントリーに限ると

122例中 勝ち数 74 負け数 48 勝率 60.7%

これはまずますですね。

ケーススタディ


① サインが下方向なのにピンバーが陽線の場合どうしますか?

これはひげの長さによります。
ひげが十分に長ければエントリーしてみると思います。
ですが終値が+2σからはみ出している場合は見送ります。

② 小さな実体の上下にひげがある場合はどうしますか?

これはひげの長さの配分によります。
十字線に近い場合は見送ってもいいと思います。

③ デイトレ手法のエントリーも成立している場合はどうしますか?

デイトレ手法の手順に従っていいと思います。
エントリー根拠が補強されたと考えます。

④ 裁量判断の基準はありますか?

損切りは10pips 利確は7~10pipsぐらいを目安にするといいと
思いますがまれに速いスピードで動くことがありますので
損切りはエントリー直後に入れた方がいいです。 

⑤ 2手一組でピンバーとなっている場合はどうしますか?

これも形状と位置によりますが、有力なチャートパターンだと思います。






2020年10月3日土曜日

ユーロポンドに注目~10月5日の週~

ドル円の週足チャートは

13週線にすら届かず陰線。戻り売り優勢の状況が続いています。
サプライズによる強力なドル買いが起こらない限りこの見方を変える必要はありません。

ユロドルの週足は

反発を見せて陽線。サボ天井からの下げの途上の戻りと思いますが、
今週も同程度の陽線となると高値圏レンジへの回帰と
見なければならなくなりますので要注意です。

ユロ円の週足は

26週線に支えられて反発。
今週の見通しは相場観によるでしょう。
すなわち5月安値からの上昇を重視すればfibo38.2がワークしたと
見ることができますし、14年12月、18年1月の高値を結んだ下降TLを
重視すれば戻り売りの好機と見ることもできます。

ユロポン週足の3週連続陰線に要注意


9月1週目の大陽線の戻りと捉えることも可能ではありますが、
今週のユロドル、ユロ円が揃って上昇しているのにこの動きは不自然で、
少なくともユーロは積極的に買われていないと言えると思います。

その他ドルスト通貨ペアの週足


オジドルは自律反発と見ることもできますが、
本格的な下げならもう1、2手下げ続けるだろうから押し目買いと
見ることも可能です。
ポンドルは日々の浮動が激しいですが週足ではレンジになっているのが
面白いところです。
ドルスイスは先々週が棒上げでしたので押し目かなという印象。

レンジの王様オジNZは


押し目買いとなったように見えますが相変わらずNZが堅調ですので
もみ合いながら上がっていくのかもしれません。
NZで何かサプライズがあるとドカンと動くのがこの通貨ペアの特徴
ですので値動きの読みよりも指値の巧拙に成績が左右されると思います。

MDG 最新データ公表 10月

 MDG手法は優れたトレードシステムですが
通貨ペアにより明らかに勝率にブレがあります。


そのため実績のある通貨ペアがサインを出した時は
自信を持ってエントリーし、勝率の低い通貨ペアに
サインが出た場合は見送りを基本として典型的な好形以外は
悠々と見送ればいいということになります。
また、時期のより旬となっている通貨は変わっていきますので
時折、勝率ランキングをアップデートする必要があります。

では手法①から見てみましょう




オジ円、ユロドル、ポン円といった取り組みやすい通貨ペアが
上位に来ています。

次は手法②です


出現数は少ないですが勝率の高い通貨ペアがありますので
逃さずにエントリーしていきたいものです。

約3か月分のトータルではどうなるでしょうか


ドルスイス、ユロドルといった欧州通貨の主要どころが上位に
来ているということは、これらの値動きにテクニカル分析が
良く効いていると言えますし、逆から申せばこの手法の有効性を
示していると思われます。

手法②のトータルです



手法②の上位3位までNZD関係の通貨ペアが占めています。
強いトレンドが発生していないと手法②は成立しませんので
おもしろい現象だなと思います。
こういった通貨を発見して着目すると一直線のトレンドに
乗れると思いますのでトレードが楽しくなります(^○^)





2020年10月2日金曜日

強制的に損切りが覚えられる方法

損切りについてお悩みのみなさまに朗報です

ある程度トレードをこなしてきた人でも・・・

損切りがすんなりできない→持ち越して戻ってくるのを待ちましょう→
プロっぽくないのでやめたい→小さい損切りは決行できるけど、うっかり
すると持ち越してしまい相場に助けてもらっている→
まれに長期間持越しになってトレードがスムーズにできなくなる→
このしつこい症状を強制的に矯正する方法を実践中!←今ココ


持ち越しをすると怖い人に怒られてぶっ飛ばされる!


わけじゃありませんが、この練習法ではちょっとでも損切りをためらうと
確実に破産してしまいます

1回目 破産
2回目 破産
3回目 倍増
4回目 倍増
5回目 破産
6回目 倍増 ←今ココ

お気づきの人もいると思いますが、これはハイレバレッジ100~300倍ぐらいで
短期トレードをした結果です。
ざっくりいうと10万円あたり3ロット(=30万通貨)で300倍ぐらいです
こあらはMDG手法を10万円あたり最大3ロットを3分割でやっております。
(なので初期の1ショットは1ロットです)
もちろんデモ口座ですのでほんとうに破産しているわけではありません。
損切りや勝ち逃げや建値逃げを駆使すれば1週間以内に倍増できるんだとわかりました
デモで勝てたからといってイキるなよという人は実際にやってみるといいと思います。
デモだろうがリアルだろうが適当にやっていたらとても倍にはできないでしょう。
なのに全損させるのは本当に簡単なことだなと恐ろしさを感じると思いますよ。

3連続倍増できたらリアルマネーで実行しようと思います

もちろん出金をコマメにすることでリスクをゼロに近づけますし、
たとえ初っぱなから負けても元手の10万がゼロカットされるだけですので
再チャレンジは何十回も可能です。

これは資金管理法として正統ではないかもしれませんが、リスクを甘えなく限定させ、
極限のリターンを狙う方法と言えます。
やり方としては

①海外口座でデモ口座を申請(最大500倍程度のレバレッジで)
②初期資金を10万円にする(ここがポイント)
③レバレッジ、手法などは自由
④持越ししたら失格、リセットしなければならない
⑤10営業日以内に20万円以上にできたら勝利

簡単にいうと一日1万円ずつ勝っていけばいいのですがエントリーの精度が低いと
たいへんだろうと思います。
(イヤでもエントリーを吟味するようになるし見送りが増えるし
結果としてエントリー精度が上がります)
しかし元手が10万円しかありませんので失敗エントリーがあったら
すぐに逃げなければなりません。

ナンピンしたりして逃げ切れないとすぐに破産します!

ほんとうにあっけなく潰滅してしまいます。
ゲームとはいえとてもシビアですので短期トレードを
志している人はこの練習にチャレンジしてみて損はないと思います。
難易度の高さにびっくりすると思います
この練習なら何度破産してもリアルマネーの損失はゼロです。

おまけに、MT4の操作を完全に覚えられるというメリットもあります。

短期トレードの精度を上げたい人、損切りが甘くなってしまって
悩んでいる人はぜひ真剣に練習してみてください。

↘↘↘



↘

MTFデイトレ手法解説7 利確特集

 おしまいに損切りの反対に利確となる場面をご覧いただいて
この手法解説を終わらせていただきます。


お読みいただきありがとうございました。

手法①


手法①で勝ちやすい場面はMAH1と2σが調和して動いている(並行
していく状態)でショートなら右肩下がり、ロングなら右肩上がりの
印象を受けるチャートです。

ショートエントリーがおかわりできる理想的な状態です。ユロNZはボラも
大きいので利確を伸ばしても勝ちやすいです。


手法②


手法②では2本のMAH4がほぼ平行で緩やかに傾斜していてプライスと
かい離していることからトレンド相場と判断していきます。
この状態が出現すると何度もおかわりできる稼ぎ時となります。

同じようにアップトレンドも取れます。

手法②ブレイクアウト

ブレイクアウトが得意な人はご存知でしょうが、ブレイクアウトの原動力
は溜まった損切りです。なので「強さと勢いとスピード」を伴います。
それは尖度とバンドウォークに現れます。
そしてサポレジであるMAH4を苦も無く抜いていきます。
佐野先生の言葉を借りれば「スルー&ラピッド」です。


MTFデイトレ手法解説6 損切り特集

 損切りとなる場面には一定の特徴があります

いくつかの画像を添付しますので、眼と脳に記憶してください。

手法①

2σラインの急激な折れ曲がりによりMAH1がPO状態となるケース。
ダマされやすいので注意です。

(特に午前中に)ショートがやられやすいケース。
これもMAH1が2σと交差したり、プライスがMAH1をブレイクするので
逃げ場は分かりやすいですが、逃げ損なうと厄介です。

ロングがやられやすいケース。2σにツノのような折れ曲がりが出たら
危険な兆候です。プライスが右肩下がりで6時間以上経過していることも
良くないです。

手法①で判断の難しいケースその1です。
直近安値とMAH1ブレイクが損切りの決め手です。



手法①で判断の難しいケースその2です。
結果は損切りですがエントリーしてしまいそうな場面です。
もったいないですが早目に損切りです。

手法②

手法②による損切りは比較的分かりやすい形になることが多いです。

ブレイクアウトしていくので早目に手を打ちたいところです。
その後のMAH4のブレイクも狙えます。

手法②ブレイクアウト

ブレイクアウト手法で損切になるのはイベントで急反転するケースか、
伸び悩んで長期化するケースの二つですので判断しやすいと思います。

MTFデイトレ手法解説5 判断に迷う状況

 MDG手法を使って行くと直面する悩ましい状況について説明していきます。


サインが出た時点ですでにかなり動いてしまっていたらどうしたらよいですか?



これは15分足確定時にサインが出るシステム上やむをえませんので
慣れるまでは見送りでいいでしょう。
次は再び2シグマに接近するところを待ってからエントリーを狙います。
慣れてきたらサインが出そうな通貨ペアを監視していて2σタッチと
同時にエントリーしてしまうこと。
これはサインが出る前に先んじて行ってOKです。
もっと強気に2σライン上に指値をしてしまうのも一法でしょう。


サインが複数の通貨ペアに同時に出たらどうしたらよいですか?


これもよく起こる悩ましい現象です。プレイヤーの個性が出るところですが
こあらは2通貨ペアまで同時にエントリーします。

ただしこのアラートをご覧ください。
カナダ絡みの通貨ペアに同時にサインが出ています。
この場合はエントリーするにしても一つの通貨ペアにします。
なぜならカナダの動きや強弱に収支が左右され過ぎるからです。

MTFデイトレ手法解説4 エントリーの手順②

 続いてMDG手法②について説明します

手法②は手順が多くなります。

0、エントリーしようとする通貨ペアの勝率はどうか確認(※4)
1、エントリーしようとする通貨ペアの利確、損切り幅を確認(※5)
2、MAH4、MAH1、プライスがパーフェクトオーダーであれば理想的
3、MAH4と2σの離隔が15pips以上ある
4、プライスとMA側の2σのタッチを確認してエントリーする
5、利確、損切りとも25または20pips固定とする(※6)

手法②はプライスとMAH4との「離隔」に着目した手法です。
強いトレンドが順調に出ている状態ではプライスとMAはかい離した
まま一定時間進んでいきます。
この間の押し戻りをねらいます。MAH1はプライスから見てMAH4と
反対側にかい離していなければOK。


典型例をご覧ください。


※4では今が旬とでもいうべきよく動いている通貨が含まれたペアが

上位に入っています。
現在(9/2時)ではオセアニア通貨が含まれた通貨ペアがいいですね。

※5※6はボラが小さめの通貨ペアは利確・損切幅を20pipsとすると
良い収益となります。
一覧表の右側の20/40という表記のある通貨ペアを指します。


手法②から派生したブレイクアウト手法


0、エントリーしようとする通貨ペアの勝率はどうか確認
1、エントリーしようとする通貨ペアの利確、損切り幅を確認(※7)
2、尖度を持ってバンドウォークするプライスがMAH4を2本とも
実体でブレイクを確認
3、次の足でエントリー
4、利確50・損切り30pipsを指値する(※8)


手法②で押し戻りを待っていると押しなら下方向に、戻りなら上方向に
爆発的に伸びる相場がたまに見られます。
MAH4にはサポレジとしての役割がありますがそれすらも急速に
ブレイクする場合は勢いに乗ってみようというのがこの手法の趣旨
です。言い換えるとロング崩しやショートカバーの勢いを利用する手法
といえます。

出現数は多くありませんが獲得pips数は多く、チャンスです。
典型例をご覧ください。


※7※8については通貨ペアごとにボラティリティが違いますので
似た形状でも到達可能なpipsには当然差異が生じます。
よって※4でお示しした一覧表の20/40という表記のある通貨ペアに
つきましては利確40・損切25pipsとしているわけです。
また一覧表の中のB1-1などの表記はブレイクアウト手法の出現数と
勝敗を意味しています。
以上でMDG手法についてのエントリールールについての
説明を終わります。

MTFデイトレ手法解説3 エントリーの手順①

 このMDG手法は二つあります

さらに第二の手法には派生型としてブレイクアウト手法があります。
順に説明していきます。
環境認識によって売買を狙う方向は既に決まっております。

手法①のエントリー条件
0、エントリーしようとする通貨ペアの勝率はどうか確認(※1)
1、MAH4、MAH1がパーフェクトオーダーであることを確認
2、MAH1と2σが重合または近接(10pips以内、理想は5pips以内)
している(※2)
3、プライスと2σのタッチを確認してエントリーする
4、利確、損切りとも15pips固定とする(※3)

手法①は簡単に判断できますし利確損切とも指値して放置
すればいいです。
典型例をご覧ください。


これは時間足と2σに引き付けることによって2つのチャートポイントの
重合をねらうという根拠でエントリーをします。

※1については次の一覧表をご覧ください。レンジ性の強い比較的おと
なしい動きの通貨ペアが上位に来ているようです。ポンド系などは明らか
に勝率が下がりますので手法①でのエントリーは場面の選定をシビアに
しています。またカナダやオージーのクロスも一定のボラティリティがあれ
ば十分にエントリー可能ですのでお試しください。



※2を判定するときにMAがボリバン±2σの内側に入っている場合は
程度によりますがプライスがMAをブレイクしているような形状では見送り
たいところです。

※3の損切り幅は直近高安値やサポレジラインなどで15pips以内としても
大丈夫です。また、含み益が順調に出てきたら損切りラインを建値付近に
移動することはもちろんOKです。レンジ性の強い通貨ペアの場合、
チャートを見ているとやきもきさせられますので手法の優位性を信じて
チャートを閉じるなど放置するのがコツです。

P15手法~⑤もっと簡単な説明

前の記事をもう少し分かりやすく説明したいと思います。 まず、下記の模式図をご覧ください。黄緑のギザギザがプライス、赤い水平線がピボットポイントで、「ショート目線」だと仮定しますね。 相場のパターンとしてレンジがあってブレイク、そして次のレンジに入るものだと理解しておきましょう。 ...