2020年12月19日土曜日

欧州買いが続くか~12月21日の週





















ドル円週足は連続陰線で安値更新。
3月の安値は異常値ですので、それを除けば年初来の安値に相当します。
103円割れると走るかもと思っていましたが、
戻りの勢いを感じますのでゆっくりとダウントレンドを続けよう、
という感じに見えます。
このため13週線あたりへの戻り、104円ミドルが想定されます
続落の可能性もありますが、クリスマス前に勝負に来ないと思います。
あるいは、フラッシュクラッシュを狙っているのかもしれません。
この位置からフラクラが起こったら、
100円割れというサプライズになると思います。























ユロドル週足は、しっかりした陽線で年初来高値を更新し1.22台ミドル。
ひじょうに強い形状ですので押し目買いを軸に、
逆張りは深入りせずにトレードを組み立てたいところです。
次の目標は2018年初頭の高値で少なくとも1.2350から1.2535まで、
いろいろと候補はあります。
ただ、11月1週目を起点として1.25まで測りますと、
800pipsを超えますので一つの波動としては上昇限度かなと思います。

ユロ円週足は大きなトレンドラインを実体でブレイク!
年初来高値に迫っている、と見るか年初来高値に届かなかった、
と見るかは相場観次第ですが、
トレンドラインブレイクを評価して続伸期待とします。
仮に伸びが弱くとも、トレンドラインに絡む動きを続けていれば、
いずれは上がっていきそうに思います。






















ポンドル週足は年初来高値を更新して1.36台に突っ込むなど力強い動きでした。
ポンド系の怖いところは値幅の観測が難しいところです。
伸び始めると際限なく伸びていきますので、損切りにも素早い判断が必要です。
比較的ワークするのは水平線で、カウンターが決まることが多いです。
プライスアクションの勢いを感じ取ってトレードしていくしかありません。
今回は英欧交渉が越年するのかどうするのかも心配です。
何かが妥結したとしてもセルザファクトという理由で急落するかもしれず、
ニュースよりもプライスアクションを重視したいものです。

ポン円週足は144週線に阻まれています。
巨大な斜めレンジが継続中です。

オジドル週足は0.76台に入り年初来高値更新。
FE100に到達しましたので一服が入るかもしれません。

オジ円週足は年初来高値を更新して上昇。
200週線79.20に向かうところです。

ドルカナダ週足は年初来安値を更新しました。
その後買い戻しとなり下ひげ付きの陽線となっていますので、
戻りの局面に入りそうです。
安値1.2687から1.2700が当面の底になりそうです。

ドルスイス週足は底が見えない下げ方で年初来安値更新。
FE61.8が0.8733で0.87台で反転できるか注目したいと思います。

NZドル週足は7連騰で0.71台ミドルです。
そろそろ一服する頃合いだと思います。

レンジの王様オジNZは3連騰。
レンジコアの上部まできています。
部分的には切り下げライン付近から叩きたいところです。
しかし、11月後半からNZとオージーの強弱が逆転していますので、
連騰も十分ありえます。
どんな形もあるのがレンジ相場ですので、思い込みは禁物です。

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