2020年12月5日土曜日

ユロドル、ドルスイスなどのブレイクアウトをチャートで鑑賞してみる

 今週のトレードはいかがでしたか?

今種はイベントや指標もありましたが、
何よりもドル売りがブレイクしてユロドル、ドルスイスなどが
年初来高安値をブレイクしたことが最大のトピックです。
ドルインデックスも年初来安値。
相場環境は強いリスクオンです。

ブレイクアウトの様子をチャートで振り返ってみましょう。



















まず、ユロドル4時間足です
こちらは月曜日に一度1.20に乗せたところがフェイントでした。
買い方に達成感が出て、押し目になったのです。
しかしすぐに底を打って再上昇。
次の上抜けを止める力はありませんでした。
強烈な上昇力を披露しています。
強い勢いで売り玉が溜まりに溜まったブレイクの押し目は
ぜんぜんないかあっても浅いです。




















次は、ドルスイスの4時間足です
こちらは0.90という大台が割れてからは、
ワンタッチがあって次は急速に抜けていきました。
ユロドルとパターンは似ています。
一度は止まっても二度は止まらないというプライスアクションです。
フェイントが入ってから戻り高値を付けるタイミングを記憶しましょう。

















次はオジドルの4時間足です
これは卵からヒヨコが生まれるようにコツコツと天井を叩き、
ちょっとずつ顔を出してくるパターンです。
しかし、先ほどのユロドルやスイスと比べると
伸び方が頼りないことが分かると思います。
勢いがないので押し目もかなり深くなります。
この形状も覚えておきたいものです。


















次はドルカナダの4時間足
オジドル以上にグズグズしながら、
サポートを割り込んでいく様子が分かると思います。
スクラムトライのような形状ですが、
これはさすがに長すぎて付き合いきれないと思います。
水平線を意識しなければ、斜めレンジとして扱えるかもしれません。
グズグズタイプその2です。






















おしまいはみなさまお待ちかねの
ポンドル4時間足です。
週前半はWトップを作ったりして売りを誘い、
週後半に2度に渡って高値を更新しました。
さすがに暴れん坊です。
押し戻りも深いし、上下にフェイントが入って
いますので読みづらいです。
ローソク足の長さに着目した
素早いトレードが求められます。
 
いかがでしたか?

水平線ブレイクアウトにもいろいろな形があります。
それらの形状を覚えておくと次回のトレードに役立つと思います。
キーワードはフェイントです。
ブレイクアウトはだまされやすいともいいますが
伸びた時の爆発的な含み益増加は快感です。

ではみなさま、来週もがんばりましょう!


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