ドル円の4時間足チャートです。
103.22の前回安値ラインにいったん迫りましたが、
FOMCとかぶったことでショートカバーとなり、
その後は戻り売りから一気にブレイクしていきました。
時間足を見ますと、ブレイクされた後も3時間に渡って、
買い方が激しく抵抗していることがわかります。
しかしその都度戻り売りに屈して安値更新をしています。
この安値更新がポイントで、買い方の力負けが、
はっきりしてくる様子が現れています。
ユロドルの4時間足チャートはレンジ模様から、
突如大きくブレイクしました。
これはEU委員長の発言が原因で、おそらく買い本尊は、
ここで破ろうと思ってなかったんじゃないかと思います。
このため、後が全く続かず、むしろ売り潰されてしまいます。
FOMCが控えていたこともあり、急激に失速した様子もわかると思います。
フライングブレイクからのおもしろいチャートです。
ユロドルの時間足は急激なラインブレイクで、
たまった売り玉が消されてしまい、
買い方は体勢の立て直しのために、
戻りを徹底的に売りで潰しています。
高値ライン付近では押し目買いが相当入ったと見えますが、
FCMCでにわかロングは潰滅したんでしょうね。
ブレイクで買って、高値ラインで買い下がって、1.215あたりで
また買い下がったけど1.214割れで総投げでしょう。
そこからが、買い本尊の買い上がりで、
今度はにわかショートを潰していきます。
買い方のパワープレーが鑑賞できるチャートです。
ポンドルの4時間足チャートは一度フェイントがあって、
2回目に一気に抜けて、1.36台に入っています。
週初めの上窓から上昇傾向が続き、
形状も分かりやすく覚えておきたいチャート形状です。
とはいえ、ニュースでは散々ノーディールを吹聴しておいてこの買い上がり。
どこかで大きなマッチポンプがあるんだろうと思います。
でき上がったチャートではフェイントが分かりますが、
ショートしてしまうのはやむをえません。
しかし、もしかしたらショートはダマされているかも、
という認識があればドテン買いもできたかもしれません。
ポンドルの時間足チャートもわかりやすい線組みです。
フェイントでブレイク失敗となるところや、
にわかショートが捕まってしまう様子もよくわかるでしょう。
しかし振り返ってみれば、
右肩上がりの時間足MA20(=ボリンのミドルバンド)に対して、
割り込んで、再度上抜けしていく典型的な押し目買い形状です。
ブレイク成功の場面も、3時間に渡るもみ合いを経てブレイクしています。
この形も、ブレイク時に見られるパターンの一つです。
オジドルの4時間足チャートは、フェイントに次ぐフェイントが、
この通貨ペアらしい動きです。
上昇しているチャートの割には陰線も目立ちますし、
いったんショートしてしまうと、
なかなか投げられない厄介な動きをします。
ただし目線をロングに固定していれば、
トレンドラインやMAなどを参考に、
押し目を拾うのはそう難しくないです。
ラインブレイクは終値で判定し、
次足の押し目を狙うようにしていけば勝てます。
オジドルの時間足チャートはラインブレイクの後で
散々もたついた様子から、
売り方の抵抗が激しかったことがわかります。
しかし0.759を抜かれて売り方無念の損切りとなっています。
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