2020年11月7日土曜日

ドル売りトレンド継続か~11月9日の週

 ドル円の週足チャートは

上ひげのついた大きめの陰線です。13週線で叩かれました。
104円割れして103円前半です。
週足で見るとふつうのダウントレンドの継続といえます。
よって戻り売りスタンスですが4週連続陰線ですので、
リトレースメントを待って売っていくといいと思います。

ユロドルの週足は


過去6週分のローソク足すべて包む長大な陽線が出現しました。
1.19-1.20にチャレンジしそうな勢いです。
高安差が約290pipsほどあり3月以来のボラティリティを発揮しました。
押し目買い優勢です。

ユロ円週足は


ドル円、ユロドルが逆相関となりましたので普通サイズの陽線です。
50週線をジャンプ台に26週線まで戻っています。
ユロ円は短期的には下方向、中期的には上方向、
超長期的には下方向です。
戻り売りもありますが。123.60でニュートラル、
125.20を超えればアップトレンドとなりますので相場観次第でしょう。

ポンドル週足は


アップトレンドを維持して大きめの陽線でした。
気になるのは2手前の高値を微妙に抜けていない点です。
1.3180にレジスタンスがあるのかもしれません。
上抜けると1.33台が見えてきそうです。

オジドル週足は


長大陽線が出現して200週線も上抜いています。
9月高値0.7344が射程圏に入っています。
7月以来の0.70割れの直後からの噴き上げですので
かなり異例の線組みとなっています。

ドルスイス週足は


上値を追ったものの大きな切り返しで
底値圏に一気に到達しています。
年初来安値もマークして戻り売り優勢です。
遡ると15年1月のスイスショックの直後あたりのプライスです。
ドル買いのサポートが入るのか、崩れて新しいゾーンを
開拓するの注目していきたいと思います。

ドルカナダ週足も


約360pips幅の大きな陰線で安値圏に到達しました。
1.30台前半から1.29台ミドルは2年ほど破られていないので
ブレイクすればサプライズとなりそうです。

レンジの王様、オジNZは


大きめの陽線で切り返し26週線まで戻り1.07台前半です。
レンジのコアでしたのであり得る反発ではあります。
オジドルとNZドルを見比べますと
NZドルの方が強そうですので戻り売りかなとも思われます。
1.08台後半あたりから重くなりそうに見えます。

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