ユーロドルは下降トレンドを継続する可能性が濃厚です。
期間は中長期です。
この日足チャートは普段使いしています。
MAは10日(灰)・20日(赤)・50日(緑)・144日・200日です。
ちなみに10・20・50はEMAで、長期線はSMAです。
200日移動平均線の分析精度を高めるための144日線となります。
7月30日に200日線・144日線がデッドクロスしました。
この2本のクロスは約1年ぶりです。
このデッドクロスの時点から、500pips以上の下げとなる確率は、単純計算で64%です。
(損切りを200日線越えとした場合)
過去8年間に、クロスが11回発生し7勝しているのが勝率の根拠です。
以下、2013年以降のクロスの発生状況を見ていきましょう。
直近は20年8月のゴールデンクロスです。
レンジ相場の上抜けを待つか、深い押しを捉えられれば勝ち易いと思います。
ゴールデンクロス後、一時50日線(緑)を深く割り込んでいますが、144日線と200日線のかい離は拡大し上方向を示唆していますね。
18年8月のダウントレンドは斜めレンジが長く続き、値幅が稼ぎづらい相場でした。
ショート目線を維持して50日線や144日線への戻りを捉えたい相場。
なお、戻りが200日線を越える場面があり、その時点で損切したものとカウントしています。
17年のアップトレンドはダウ理論の教科書に載せてもいいような見事なものです。
上昇起点は1月ですが、4月のギャップアップが印象的です。
144・200日のゴールデンクロスは7月ですので、ずいぶんゆっくりな気がしますね。
ゴールデンクロスの翌日にロングエントリーしたとしても最大約1100pipsの勝利となります。
2本のMAの角度とかい離にご注目ください。
次は16年11月のデッドクロス。
これはデッドクロスの直後にものすごい長さの上ひげが出ています。
お気づきの人もいるでしょうが、トランプ前大統領当選の日ですね。
デッドクロスで売りエントリーした場合、200日線越えでいったん損切となりますが、その後の上ひげで再エントリーも可能だったと思います。
16年6月のゴールデンクロスはダマシです。
MAが横向きになっていて、チャートもレンジ相場になっているため、裁量でエントリー回避できたのではないかと思います。
この手法のコツは、プライスやMAの傾斜やパーフェクトオーダー、プライスとMAのかい離などでパターン化しておくことでしょう。
形状をよく記憶しておきましょう。
やはり200日線がほぼ横向きで、チャートは不定形のレンジです。
14年のクロスは長大な下落トレンドの途中に出現しています。
デッドクロスと同時にエントリーしても、ナント2700pipsも下落していきます。
終わってみれば長大なトレンドとわかりますが、その途中ではどこからエントリーするか決めづらいものです。
そこで、こういう分かりやすいシグナルにも利用価値があります。
9月のクロスは押し目が深くなるため、強力なグリップで500pipsを取りましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿